御土産おみや)” の例文
「フウン——お前さんが五歳いつつで、菊ちゃんが三歳みっつ——そう御悧好おりこうじゃ、御褒美ごほうびを出さずば成るまい——菊ちゃんにも御土産おみやが有りますよ」
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
石尊様詣りのついでに箱根へ寄つて来しものが姉御へ御土産おみやと呉れたらしき寄木細工の小纎麗こぎようなる煙草箱を、右の手に持た鼈甲管べつかふらお煙管きせるで引き寄せ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
石尊様詣りのついでに箱根へ寄って来しものが姉御あねご御土産おみやとくれたらしき寄木細工の小繊麗こぎようなる煙草箱たばこばこを、右の手に持った鼈甲管べっこうらお煙管きせるで引き寄せ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「ほんに、この児は壮健じょうぶそうな顔をしてる。眼のクリクリしたところなぞは、三吉の幼少ちいさい時に彷彿そっくりだぞや……どれ、皆な好い児だで、伯母さんが御土産おみやを出さずか」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「房子さん、好いリボンを頂きましたねえ——御土産おみやですか」と看護婦が言った。
芽生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「皆な温順おとなしくしてお出——復た老爺おじいさんが御土産おみやを持って出て来ますぜ」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「房ちゃん、御土産おみやが有るぜ」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「房ちゃん、御土産おみやが有るぜ」
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)