“御仏”の読み方と例文
旧字:御佛
読み方割合
みほとけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ウム、御仏みほとけも、おれたちの奉仕をよみしてくださるだろう。——同時に、おれたちの生活も、今は、感謝と輝きに充ちきったものだ」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「お肚ではございませんが、これが私の持病でございまして、私はこれがあるばかりに、御仏みほとけにおすがりする気になったのでございます」
法華僧の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
御仏みほとけへのお祈りは始終いたしております。今になりましてはあなた様お一方のために幸福であれと念じ続けるばかりです。
源氏物語:50 早蕨 (新字新仮名) / 紫式部(著)