“徒(た)” の例文
もし此儘で置ては徒(た)だ後世を誤る斗(ばか)りと思ふから聞ひた儘を筆記して、土陽新聞の余白を借り、諸君の一粲(さい)を煩す事にしました
千里駒後日譚 (新字旧仮名) / 川田瑞穂、楢崎竜、川田雪山(著)
皆中途で立消をしてしまうであろう※また徒(た)だ外界と縁遠くなったのみならず、我内界とも疎(うと)くなったようで、我心ながら我心の心地はせず、始終何か本体の得知れぬ
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)