“後殿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんがり66.7%
こうでん16.7%
しっぱらい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先登せんとうはヘッスラーで、次が私、フォイツは後殿しんがりである、ガイドの持ったランターンが、踏み固めた雪路に赤く滲んで、東へ東へと揺れて行く。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
民選議院論派は第一期の政論派の後殿こうでんとして興り、第二期の政論派たる過激論派の先駆をなせり、吾輩はこの両期の続目においてかの政論史上記臆すべき一の出来事を略叙せざるべからず。
近時政論考 (新字新仮名) / 陸羯南(著)
関ヶ原で、島津の後殿しっぱらいは、見事であったと申すが、あの時にも銃砲が足りなかった。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)