“店梯子”の読み方と例文
読み方割合
みせばしご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
店梯子みせばしごけ上る四五人の足音がけたたましく聞えた。「お客さまア」と、声々に呼びかわす。廊下を走る草履がせわしくなる。「小万さんの花魁、小万さんの花魁」と、呼ぶ声が走ッて来る。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)