“床見世”の読み方と例文
読み方割合
とこみせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのそばは折れ曲がって左右とも床見世とこみせで、講釈場、芝居小屋などあった。この小屋に粂八くめはちなぞが出たものです。
……が、仕出したということになると、わたしの十二三の時分である、前章に書いた川崎銀行の角、際物師の店の横にめぞッこ鰻をさいて焼く小さな床見世とこみせがあった。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)