“干薇”の読み方と例文
読み方割合
ほしわらび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爺さんは年々雁の如く秋は東京に来て春は北に帰った。上京毎にわざ/\来訪して、追々懇意の間柄となった。手ずから採った干薇ほしわらび、萩のステッキ、鶉豆うずらまめなぞ、来る毎に持て来てくれた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)