帰省きしょう)” の例文
旧字:歸省
はなし変って、私は丁度ちょうどその八月十九日に出発して、当時は京都から故郷なる備中連島びっちゅうつらじま帰省きしょうをしていた薄田泣菫すすきだきゅうきん氏の家を用向ようむきあって訪ねたのである、そして、同氏の家に三日ばかり滞在していた
二面の箏 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)