“帯芯”の読み方と例文
読み方割合
おびしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにもかも古いこの学校へ、新らしいものがやってきはじめたからだ。古い帯芯おびしんらしい白い布で作った新らしいかばん。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
このままであの海辺で死なせるのはみじめすぎると思う。あした局へ行って一番に送ってあげよう。帯芯おびしんの中には、ささけた一円札が六七枚もたまっている。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)