“帚木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ははきぎ85.7%
ほうき14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以前の伊予介いよのすけは院がおかくれになった翌年常陸介ひたちのすけになって任地へ下ったので、昔の帚木ははきぎもつれて行った。
源氏物語:16 関屋 (新字新仮名) / 紫式部(著)
帚木ははきぎの巻のはじめに「光源氏、名のみこと/″\しう言ひけたれたまふ。……」と書かれているのも
反省の文学源氏物語 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
駅員だの学生だのが代る代る、隙間すきまから漏れて来る水を帚木ほうきで掃き出している。
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)