“差留”の読み方と例文
読み方割合
さしとめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下足番は米に口止めをせられた事も忘れて、べらべらと喋ってしまった。白木の主人は米の不人情に腹を立てて、その日から米の出入を差留さしとめるとともに、自分の家から叔父の葬式を出してやった。
寄席の没落 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)