“差出人”の読み方と例文
読み方割合
さしだしにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だれから、きたのでしょうね。」と、おかあさまはいって、差出人さしだしにんまえをごらんなさったが、きゅうに、れやかな、おおきなこえ
青い花の香り (新字新仮名) / 小川未明(著)
へんだねえ、なるほどねえ。」「何でも五回か六回かそんなことがあったそうです。そしたらある日署長しょちょうのとこへ差出人さしだしにんの名の書いてない変な手紙が行ったんです。 ...
バキチの仕事 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
規則きそくだから警察けいさつとゞけることとゞけたが、じつ大分だいぶふる時計とけいなので、られても夫程それほどをしくもないぐらゐあきらめてゐたら、昨日きのふになつて、突然とつぜん差出人さしだしにん不明ふめい小包こづゝみいて
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)