“巫山戯方”の読み方と例文
読み方割合
ふざけかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、雛妓のその止め方には、その巫山戯方ふざけかたの中に何か本気なものをわたくしは感じた。
雛妓 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
そんな巫山戯方ふざけかたをする人だつたわ。何時いつかも、あたしが、奥へ誂へ物を頼みに行つてる間に、こつそり寝台の下へ潜つて、しばらくあたしに気を揉ましたわ。だつて、それが三十分からよ。
モノロオグ (新字旧仮名) / 岸田国士(著)