“峡水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうすい80.0%
けふすゐ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲山峡水きょうすいの守りは固いけれど、遺封いほうをついで、それに甘んじているべくは、余りに彼の胆略と武勇は、父以上に備わりすぎている。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長江から峡水きょうすいに入り、舟行千里をさかのぼって、孔明の軍は、ようやく、涪水のほとりへ着いたのであった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのとかげ金色こんじきの王 峡水けふすゐ
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)