山端やまはし)” の例文
研究所の灯火とうかは、夜のふけるにつれ、不用な部屋の分は一つ一つ消されていき、だんだんさびしさを増すのであった。夜中になって、東の山端やまはしから、片われ月がぬっと顔を出した。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)