“山村”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまむら42.1%
さんそん36.8%
ヤマムラ15.8%
ヤマ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山村やまむらは陰気くさいよつて、何か、ぱつとした東京風の派手な踊が見たい/\言ははりますさかいな。つまりわてらはお客さん次第だんがな。」
山村さんそんの小城にすぎない。しかし久しぶりに帰って来た主を迎えて、家中は城門に立って出迎えた。半兵衛は城へ入るとすぐ老臣にたずねた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
高圓山の墓原も、佐紀の沼地・雜木原も、又は、南は山村ヤマムラ、北は奈良山、泉川の見える處まで馳せ𢌞つて、戻る者も、戻る者も皆カラ足を踏んで來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
あしびきの山村ヤマ行きしかば、山人の我に得しめし山づとぞ。これ(太上天皇——万葉巻二十)