“屋尻切”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やじりきり75.0%
やじりき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お擧げ下さい。私は多寡たくわが町方の御用聞で、巾着切や屋尻切やじりきりを追ひ廻すのが身上しんしやうで、大名方の御家騷動に、首を突つ込むやうな大した働きのある人間ぢや御座いません
この通りふらりふらりと着流しで歩いてはとまり、とまっては歩いているのだから、兇悪なる屋尻切やじりきりの目的を以て外間からこのところへねらい寄った白徒しれものでないことは確かです。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
近頃は、押込、屋尻切やじりきりの修業までしているからの
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)