“居諸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きよしよ66.7%
ツキヒ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
稼圃が来り航した時、恐くは多く居諸きよしよを過すことなく従学したであらう。田能村竹田の山中人饒舌に「己巳歳江大来稼圃者至」と書してある。己巳は文化六年である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
われ心を政況にゆだねざればなり、馬をづる貴公子のわが我見を責むるは、われ馬を品し馬に乘りて居諸きよしよを送ること能はざればなり、曾て又一少年の審美學のふみふけるものありしが
居諸ツキヒ駐、歳不我與。何得厚荷國家之憑、空擲矢之序。是故歎斯留滯。貪早達一レ京(『性靈集』卷五)。
大師の入唐 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)