“尻輕”の読み方と例文
新字:尻軽
読み方割合
しりがる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次にたしなめられて、尻輕しりがるく外へ飛んで出たガラツ八、間もなくつまゝれたやうな顏をして歸つて來ました。
これだけの條件が揃つて、嫁入先から追出されたのは、どうにもならぬ尻輕しりがるのためだともいはれ、持前の愛嬌を、相手構はず振りいて歩くので、亭主の燒餅がひどかつたためともいはれてをります。
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)