“小里”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
をさと50.0%
ヲリ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然るに遠田郡の北境小里をさと村と、登米郡赤生津あかふづ村とに地境の争があつた。安芸は此時地を式部に譲つて無事に済ませた。これは寛文五年の事である。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
右の中、小里は、小里ヲリ出羽守など言ふ、戦国の武人の本貫である。摂津の遠里ヲリ(とほさとではない)小野ヲノなどゝ同類で、折りむ道の意であらうから、りるとは没交渉らしい。
折口といふ名字 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)