“小姑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こじゅうと51.6%
こじうと32.3%
こじゅうとめ16.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
結婚後始めて小姑こじゅうとという意味を悟った彼は、せっかく悟った意味を、解釈のできないために持て余した。第三の責任者は藤井の叔父夫婦であった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
きのふや今日けふ嫁に行つたのでは無し、もう足掛け四年にもなり、お春といふ子までもある。しうと小姑こじうとの面倒があるでは無し、主人の小幡は正直で物柔かな人物。
半七捕物帳:01 お文の魂 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
「そんなに悪くはございません、——お松さんはあの通りで、世間の小姑こじゅうとめとは気風が違いますから」