“富士屋”の読み方と例文
読み方割合
ふじや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見たのじゃ。『伊豆日報』にちゃんと『明智探偵来修』と書いてあった。それから、富士屋ふじやの女中がこの人だと教えてくれた。どこにもまちがいはないはずじゃ。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
民間探偵の第一人者明智小五郎氏は、ながらく、外国に出張中であったが、このほど使命をはたして帰京、旅のつかれを休めるために、本日修繕寺温泉富士屋ふじや旅館に投宿、四—五日滞在の予定である。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)