実盛塚さねもりづか)” の例文
「それをば渡ってはなりませぬぞ。(と強く言って)……渡らずと、橋のつめをの、ちとあとへ戻るようなれど、左へ取って、小高い処をあがらっしゃれ。そこが尋ねる実盛塚さねもりづかじゃわいやい。」
小春の狐 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)