“宗因饅頭”の読み方と例文
読み方割合
そういんまんじゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つい近年、徳川家の手代てだい大久保長安おおくぼながやすが、奈良奉行所を設けた一廓も近くであるし、中華の帰化人で林和靖りんなせいの後裔だという者が店をひらいた宗因饅頭そういんまんじゅうもよく売れるとみえ、池へ向って店をひろげている。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)