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宗倫
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むねとも
ふりがな文庫
“
宗倫
(
むねとも
)” の例文
寺池(式部
宗倫
(
むねとも
)
)さまの御懇望にて、地境論の実地を検分するため、二月十日、と申しますから、三日まえに仙台を出立したということです。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
桃生郡西南の地を、一帯に「深谷」といって、そこに式部
宗倫
(
むねとも
)
の所領の
飛地
(
とびち
)
があり、伊達安芸の遠田郡と境を接していた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
涌谷
(
わくや
)
(伊達
安芸
(
あき
)
)と寺池(式部
宗倫
(
むねとも
)
)の地境論が、涌谷の譲歩によって解決したということは、こちらで聞いた。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「いろいろあった、右京(伊達
宗良
(
むねよし
)
)どの、式部(同
宗倫
(
むねとも
)
)どの、に入れた者もある。二人は綱宗どのの兄に当るからだが、このおれに入れた者もあった」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
三男は田村家を継いで、いま
右京亮宗良
(
うきょうのすけむねよし
)
となのり、栗原郡岩ヶ崎、一万五千石の
館主
(
たてぬし
)
である。五男も分家して、式部
宗倫
(
むねとも
)
といい
登米
(
とめ
)
郡寺池、一万二千石の館主であった。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
▼ もっと見る
綱宗さまには岩沼の田村右京さま、寺池の式部
宗倫
(
むねとも
)
さまという、二人の兄ぎみがおられる、仮に亀千代ぎみに不慮のことがあるとしても、このお二人を措いて、東市正どのを
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
式部
宗倫
(
むねとも
)
は、隠居した綱宗の異母兄に当るから、「一門」であることの単純な自尊心を
刺戟
(
しげき
)
すれば、自分の思うままに動くことを、一ノ関の兵部はよく知っている、したがって
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
伊東新左衛門が危篤だと聞いたとき、甲斐は
的場
(
まとば
)
で、式部(
宗倫
(
むねとも
)
)と弓を引いていた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
良源院へ着くと、玄関で柴田
外記
(
げき
)
と出あった。伊達式部(
宗倫
(
むねとも
)
)といっしょで、二人とも麻上下だった。いま帰るところらしく、住職や僧たちが出ていたし、従者たちが式台の下に控えていた。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
寺池(式部
宗倫
(
むねとも
)
)さまとの領地境の争いについて詳しく申し述べ
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
次に寺池(式部
宗倫
(
むねとも
)
)のことです。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
倫
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“宗”で始まる語句
宗
宗家
宗旨
宗教
宗匠
宗矩
宗像
宗良
宗徒
宗祇