“安心決定”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんしんけつじょう50.0%
あんじんけつじょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喜怒色に顕わさず或時あるとき私が何か漢書を読む中に、喜怨いろあらわさずと云う一句をよんで、その時にハット思うておおいに自分で安心決定あんしんけつじょうしたことがある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
又一方ではこの塾にブラサガッて居る身ではない、是非ぜひとも慶應義塾を永久にのこして置かなければならぬとう義務もなければ名誉心もないと、初めから安心決定あんしんけつじょうして居るから
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
勿論上の者に向て威張りたくも威張ることが出来ない、出来ないからただモウさわらぬように相手にならぬようと、独りみずから安心決定あんじんけつじょうして居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)