“婉曲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんきょく95.2%
ゑんきよく3.2%
えんきよく1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文に巧なる人が婉曲えんきょくに筆を舞わして却て大に読者を感動せしめて、或る場合には俗に言う真綿で首を締めるの効を奏することあり。
新女大学 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
彼は十字架にかかる為に、——ジヤアナリズム至上主義をし立てる為にあらゆるものを犠牲にした。ゲエテは婉曲ゑんきよくにクリストに対する彼の軽蔑を示してゐる。
続西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
書替かきかへだの、手形に願ふのと、急所を手際てぎは婉曲えんきよくに巧妙な具合と来たら、実に魔薬でも用ゐて人の心をなやすかと思ふばかりだ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)