“娘想”の読み方と例文
読み方割合
むすめおも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やはり、おずおずと云い出すのだが、執拗しつこく主張した。娘想むすめおもいの老父は、まことに良縁と思い、気心の判らぬ海へ行った若い店員との婚約は解消して是非その男に娘を嫁入らせると意気込んだ。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)