姑風しうとかぜ)” の例文
お婆さんはそのお仕着しきせのお神酒がまはると、好い機嫌になつて唄など口吟みながら、笑つたり泣いたりして嬉しがるのであつたが、何うかすると姑風しうとかぜを吹かしなどして
余震の一夜 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)