“姑娘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
クーニャン50.0%
こぢやう25.0%
クウニャン25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北平ペイピン胡同フートンの石塀から表の街路に枝を出して、ここにもかしこにもといったように、夾竹桃が派手に咲いている。鮮やかな装いをした姑娘クーニャンが胸を張って通り過ぎる。
支那に龍陽りやうやうしよくを売る少年を相公しやうこうと云ふ。相公の語、もと像姑しやうこより出づ。妖嬈えいぜうあたか姑娘こぢやうの如くなるを云ふなり。像姑相公同音相通ず。すなはち用ひて陰馬いんばの名に換へたるのみ。
西湖に姑娘クウニャンが漕ぐ舟を浮べ私や三谷は写生帖を持ちこんだ。
中支遊記 (新字新仮名) / 上村松園(著)