“好次第”の読み方と例文
読み方割合
このみしだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
好次第このみしだいにやつて見る。小さな豚小屋でも何でも好いから、自分の好きな、好いと思つたものを構へて見る。そして、そこから『自然』に近い自己独特のものを構へて行く。これが一番肝心だ。
小説新論 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
と考へ夫々それ/\趣向しゆこうをいたし、一々いち/\口分くちわけにして番号札ばんがうふだけ、ちやんとたなへ、何商法なにしやうはふでもお好次第このみしだい世辞せじがあるといふまでに準備が出来できた、これで開店するといふのだが、うも家屋うち構造かゝりむづかしい
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)