女自身おんなじしん)” の例文
そのふもとに、ちいさなまちがありました。おんなは、そこへられたのです。女自身おんなじしんをのぞいて、だれも、彼女かのじょのふるさとをるものはありません。
砂漠の町とサフラン酒 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、いつか女自身おんなじしんが、はかにゆくがきたのであります。
ちょうと三つの石 (新字新仮名) / 小川未明(著)