“奉賀候”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がしたてまつりそろ66.7%
がしたてまつりそうろう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拝啓いよいよ御多祥奉賀候がしたてまつりそろ回顧すれば日露の戦役は連戦連勝のいきおいに乗じて平和克復を告げ吾忠勇義烈なる将士は今や過半万歳声に凱歌を
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
エート東京へんは追々暖気に向いそうらえども御地おんちはいまだ寒さはげし御事おんこと存候処ぞんじそろところ御両親様始め御本家の伯父上伯母上お代どのまで御一同御無事に御暮おんくら被遊候由あそばされそろよし何よりの御事と奉賀候がしたてまつりそろ
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
先般貴書拝誦はいしょう、無事御卒業奉賀候がしたてまつりそうろう。御成績も当○高出身者中随一にて満足に存上候。さて平凡な比喩ひゆながら、これからが社会の大学に御座候。貴君はこゝに於ても上乗の成績を御期待のことゝ存候。
負けない男 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)