“天蚕絨”の読み方と例文
読み方割合
びろうど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車室の中は、青い天蚕絨びろうどを張った腰掛こしかけが、まるでがら明きで、向うのねずみいろのワニスを塗ったかべには、真鍮しんちゅうの大きなぼたんが二つ光っているのでした。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)