大音響だいおんきょう)” の例文
機械人間の手に持っていた爆薬ばくやくは、大音響だいおんきょうを立てて爆発し、機械人間の一隊は、こっぱみじんに吹きとばされたのである。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
といっているとき、大音響だいおんきょう大閃光だいせんこうとに着飾ってこのましからぬ客がわれわれの頭の上からとび込んできたのであった。
そうこうしているうちに、突如とつじょとして耳を破るような轟然ごうぜんたる大音響だいおんきょうがしました。同時に隧道の入口からサッと大きな火のかたまりほうりだされたように感じました。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
大地もくずれるかと思われる大音響だいおんきょうとともに、目もくらむような赤・黄・青・緑・白の五色の光りが研究所を包み、もうもうとしたきのこ形の噴煙ふんえんが、建物の屋上から
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
天地もひっくりかえるような大音響だいおんきょうが起った。入口の方からは、目もくらむような閃光せんこうが、ぱぱぱぱッと連続して光った。防空壕は、船のように揺れた。そして異様いような香りのある煙が、侵入してきた。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
大音響だいおんきょう
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)