大臣おほおみ)” の例文
かれ建内の宿禰を大臣おほおみとして、大國小國の國の造を定めたまひ、また國國の堺、また大縣小縣の縣主を定めたまひき。
「もし汝、吾が言ふことに從はば、吾天皇となり、汝を大臣おほおみになして、天の下治らさむとおもふは如何に」とのりたまひき。
ここを以ちてももつかさまた、天の下の人ども、みな輕の太子に背きて、穴御子みこ一五りぬ。ここに輕の太子畏みて、大前おほまえ小前をまへの宿禰一六大臣おほおみの家に逃れ入りて、つはものを備へ作りたまひき。