大碓命おおうすのみこと)” の例文
さっそく御殿ごてんにお召使めしつかいになるおつもりで、皇子の大碓命おおうすのみことにお言いつけになって、二人をしのぼせにおつかわしになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
しかし、それから五日もたっても、大碓命おおうすのみことは、やっぱりそのままお顔出しをなさらないものですから、天皇は小碓命おうすのみことして
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
大碓命おおうすのみことはそんな悪いことをなすってからは、天皇の御前ごぜんへお出ましになるのをうしろぐらくおぼしめして、さっぱりお顔をお見せになりませんでした。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)