“大相国寺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいそうこくじ50.0%
だいしょうこくじ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お。かくいう拙者だ。——そのころ、おぬしは郊外の大相国寺（だいそうこくじ）で、野菜畑の番人を勤めていた花和尚魯智深（ろちしん）であろうがの」
新・水滸伝 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
一方は日ならずして、時の花の都、開封（かいほう）東京（とうけい）にたどり着き、さっそく大相国寺（だいそうこくじ）の智清大禅師（ちせいだいぜんじ）をその山門に訪（おとの）うて
新・水滸伝 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
「さては、過ぐる年、大相国寺（だいしょうこくじ）の菜園から都の内を騒がせたあのずくにゅう坊主か」
新・水滸伝 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)