“大御田族”の読み方と例文
読み方割合
おおみたから100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてその大御田族おおみたからなる公民には、男には二たんずつ、女には一段百二十歩ずつ、老幼に論なくことごとく公田を割り与えました。
ことごとく農民すなわち大御田族おおみたからとなった筈であるが、事実において品部雑戸なるものが取り遺され、また賤民の階級は依然として認められた。
間人考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
大化以前には国造くにのみやつこ県主あがたぬし等の所領の外に、天皇直轄御領の公田すなわち大御田があって、その農民すなわち公民を大御田族おおみたからと呼んだものであったであろう。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)