“大切浄瑠璃”の読み方と例文
読み方割合
おおぎりじょうるり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのほかに大切浄瑠璃おおぎりじょうるりとして「六歌仙」が出た。なにしろ開場前からいろいろの問題になっていたのと、その建物が東京一の大劇場であるというのとで、初興行の成績は悪くなかったらしい。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
歌舞伎座でも最初からこの狂言をえらんだのではなく、一番目は桜痴居士作「太閤軍記朝鮮巻たいこうぐんきちょうせんのまき」五幕、二番目は「高田の馬場」、大切浄瑠璃おおぎりじょうるりは「雪月花」という組合わせで開場したのであるが
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)