“外踝”の読み方と例文
読み方割合
そとくろぶし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ええ——まあ——」と生返事なまへんじをした時、甲野さんは背を引いて腕を組んだ。同時に洋卓の下で、右足の甲の上へ左の外踝そとくろぶしを乗せる。母の眼からは、ただゆきの縮んだ卵色の襯衣シャツの袖が正面に見える。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)