夕雲雀ゆふひばり)” の例文
応仁おうにんの乱か何かにつた人の歌に、「も知るや都は野べの夕雲雀ゆふひばりあがるを見ても落つる涙は」と云ふのがあります。まるうちの焼け跡を歩いた時にはざつとああ云ふ気がしました。
畑の 中の 夕雲雀ゆふひばり
雨情民謡百篇 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)