“塵毛”の読み方と例文
読み方割合
じんもう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空中に浮かぶところの塵毛じんもうの、落ちて指端に掛かるものならんとの想像を起こすに至るなり。
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
曰く、空気中の塵毛じんもうの指端にとどまるものこれなり。余が前章において糸引きの名号、糸引きの念仏と称するものは、真の細糸にあらずして、空気中の塵毛なることを証明せり。
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)