塩淵しおぶち)” の例文
思いがけなく声をかけられた人にも別れて、やがて半蔵らはさくさく音のする雪の道を踏みながら、塩淵しおぶちというところまで歩いた。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)