塗机ぬりづくえ)” の例文
それにつけても彼女は、本位田又八ほんいでんまたはちの冷たい心を恨まずにはいられなかった。塗机ぬりづくえは涙でよごれ、独りで怒る血は、こめかみの筋を青くして、ずきずきと、その辺がまた痛んでくる。
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)