“堰溝”の読み方と例文
読み方割合
ゆみぞ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ以前堰溝ゆみぞという灌漑用水の掘鑿に伴って作られた、南北に溝と平行する道もあったという風に、辻川の道は幾度かの変遷を重ねているのである。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
一族の中の伊藤源次郎という人はなかなかの好人物で、堰溝ゆみぞの傍に、私の祖母小鶴の信仰していた地蔵堂が傾いたのを再建したのも、この人が中心であった。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)