“垢離”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こり81.8%
ごり18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その事は言わぬけれど、明方の三時から、夜の白むまで垢離(こり)取って、願懸けすると頼んだら、姉さんは、喜んで、承知してくれました。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
山清水の溜井(たまりい)に垢離(こり)をとって、白い下着に、墨の法衣(ころも)をつけ、綽空は、叡福寺の厨(くりや)から紙燈芯(かみとうしん)を一つもらって、奥の御霊廟(みたまや)へ一人すすんで行った。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いまでも正月の「水垢離(ごり)」と、長男が十五歳になったときの「みちあけの式」というのが残っていて、家中(かちゅう)では筋目の家といわれている。
屏風はたたまれた (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「山に籠って、水垢離(ごり)をしている男だろう」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)