在馬ざいうま)” の例文
諸大名諸公役が通行のおりの荷物の継立つぎたては言うまでもなく、宿人馬、助郷すけごう人馬、何宿のもどり馬、在馬ざいうまかせぎ馬などの数から、商人荷物の馬の数まで、日々の問屋場帳簿に記入しなければならない。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
見ただけでのろまな在馬ざいうまにくらべると、相沢の馬はずば抜けてゐた。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)