“土田”の読み方と例文
読み方割合
どた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「じゃあ、ここでお別れします。私は土田どたへ出てこの山の裏手を廻って帰りますが、どちらが早いかひとつ競争して見ますかな」
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
池尻、若見、土田どたなどの小村を通つて和地わぢまで来たが、何処でも昼飯を食べさせて呉れさうな家は一軒もない。鶏卵を呑んで昼飯に代へて、和地から浜辺へ降りて行つた。
伊良湖の旅 (新字旧仮名) / 吉江喬松(著)
土田どた名鉄めいてつの犬山口から分岐する今渡線の終点に近い。ちらとその駅をのぞいて、また右へ、ライン遊園地へ向けて、またまた驀進ばくしん驀進驀進である。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)