“嘘説”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うそ50.0%
きょせつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あるいはそうであろうかにも思いましたよ。では、ただ村のものがい加減な百物語。その実、嘘説うそなのでございますので?」
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それに、秀吉の行動が、予想外にはやく、彼らのどぎもを抜いたことも手伝い、かくて嘘説きょせつ妄言もうげん入りみだれて、臆病風に拍車をかける結果を生じたものというしかない。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)